生産者紹介

あっきろさん

皆さんからそう呼ばれています。

 

 

長男が家を継ぐのが当たり前の時代、

6人兄弟の四男ですが

中学生のころ祖父から突然後継ぎを命じられ

家業を継ぐことになりました。

中学卒業後は、熊本県経営伝習農場にて

当時の近代農業技術を学びました。

 

だから、稲作だけじゃなく

蔬菜(そさい)園芸、果樹園芸にも

めっぽう詳しい。

 

 

卒業後、

稲作と林業が主だった当家で

「自分で何か始めたい!」と思い立ち、

祖父に10万円だけ資金を借りて

当時、地元では全く普及していなかった畜産(肥育)を1頭の牛からスタート。

それから自己資金のみで百数十頭まで増やしました。

 

当初は熊本の名産『肥後のあか牛』でしたが

「黒牛の時代が来る!」と思い、

鹿児島県や宮崎県から黒毛和牛の子牛を

仕入れました。

言わば熊本 黒毛和牛のハシリでした。

 

それから A5の12という最高ランクの

黒毛和牛を次々と出品し、

地域畜産業の発展に貢献して

小売業者から「平井さんの牛しか買わん!」

と言われるほど

ちょっと名の知れた畜産家になりました。

 

 

酒もタバコもギャンブルも全くやらない、

(私もやりませんけど)

農業が趣味であり人生ですから

稲作にもこだわります!

 

昔は品種ヒノヒカリを作っていましたが、

全て森のくまさんに替えました。

黒毛和牛と同じくうまい からです。

 

伝習農場で培った技術に現代農業の技術を取り入れ、

最高の品種を最高の味 にするため

お米にとって良いことは何でもやる80代です。

 

 

◆ イツ子

母です。

 

 

わが家の データバンク 

毎年の稲作の記録や情報を記憶しており、

あっきろさんよりよく覚えています。

パソコンなど無い時代から

(あっても使えない)

よく色んなことを覚えていて

そういう点ではあっきろさんより頼りになります。

 

 

◆ 長男の友一(ゆういち)

 

 

ハワイ好きです。

 

もちろんお米づくりとは関係ありません。

 

以前は仕事で海外に行くことがあり

そしてハワイに行ったのがきっかけです。

1988年から30年以上、ハワイ愛はなかなかです。

 

Hawaiian Ⅿusic Ⅼive

一人で田んぼや山中で作業する時は

いつも聴いています。

まるでハワイの田舎で作業してるようです。

スマホって便利ですねー

 

もし前世があるとしたら、

ハワイ諸島のどこかに暮らし

カメハメハ大王と共にハワイ諸島統一のため

戦った一人ではないか、なんて(笑)

 

 

お客様にも

ハワイ好きな方や興味のある方が

がいらっしゃったら嬉しいです。

 

 

2018年に会社を辞めて後継者になりました。

ずっと熊本にいなかったので

稲作についてはド素人でした。

 

 

私は

まともなお米を届けたい!

と考えています。

 

私は稲作を経験するにつれ、

残念ながら玉石混淆な業界であることも

知りました。

 

地域の耕種基準を順守しない粗放栽培。

農薬・化学肥料・除草剤使い放題。

農水省のガイドラインや食品表示法無視。

新米は100%新米じゃない!

など。

 

なぜそうなのかと言いますと、

誰も見ていない からです。

どうせJAやライスセンターで

他のお米と混ざってしまうから、

もちろん味も大事だけど

やっぱり収量・収入が第一なんです。

 

世の中は

コンプライアンスとかハラスメントとか、

2~30年前と比べたら

周囲の視線がとても厳しくなりましたね。

けれど農家は誰も見ていません。

 

野菜や果物みたいに

見た目が分かりやすい物ならまだしも

お米って見た目は生産者でも分かりません。

 

私は長い間消費者側で、料理や食材の

買い出しとか結構やってきたので

こうしたことがとても

気になるとです!!

 

うちのくまさんは発送まで

全部うちでやりますけど、

大口のお客様は旅館や施設なので

人が見てようが見ていまいが

品質は落とせません!

 

そして、

お客様に 継続して 買っていただける

信頼される農家でありたいと考えます。

 

だから安心していただけるよう

毎年成分診断結果を取るようにし、

熊本県の認定も取得しました

稲作の様子は

なるべく日記でお伝えしたいと思います。

 

森のくまさんは

日本一に選ばれたくらいですから

品種としては非常に優秀です。

しかし、本当に美味しいかどうか、

安全かどうかは

田んぼ、生産者次第です。

 

ちなみに

食味ランキング 特A 

という評価

まるでその商品が評価されたような

商品説明を見かけますが、

これは品評会用に毎年作られた(選ばれた)

お米の評価ですから

その商品自体の評価ではありません!

あくまで品種の評価として

捉えて頂きたいと思います。

 

これからも

こうしたこだわり

お米づくりに励みます!

 

あまりレビューをいただけないのは

ちょっと寂しいですが、

ご注文を継続していただいているのが

お客様の評価だと受け止めております。

 

まだまだ

至らない点も多々あるかと思いますが

どうぞよろしくお願いいたします。