2019年11月17日、お米の等級とは?

2019年11月17日(日曜)晴れ、長男の友一(ゆういち)です!

 

今日の阿蘇山は 噴火警戒レベル2!

 

本日は、

噴火の様子がよく見えるこの場所で

井関農機(株)の展示会があるのでやって来ました。

一番の目的は

新しい田植え機稲刈り機の導入を考えるためです。

 

いや~

農機具の展示会ってテンション上がります!

自動車には無い機能(当たり前です)が

新しく増えていて

作業がどんどん楽になっているんですね。

この⇩コンバインは 20,000,000円 です!

フェラーリ買えますね。

今日は会場で売っていた

からし蓮根 だけ買って帰りました。

 

 

 

それでは

本題の お米の等級 についてお話しします。

 

 

実はわたくし、

実家に戻るまで1等米が一番うまいんだと

思っとりました!(-_-;)

 

違うんですね、

米の等級に

味を決める要素はなく、

ブランド米としての

品質を保つための格付け

だったんですね。

 

 等級=見た目 なんです。

JAなどの検査機関で、

専任の検査員が 目視 で判断するんです。

玄米の検査規格

 

まぁ、味と無関係とまではいいません。

粒がそろっていた方が良いですし、

斑点米などがあったら気になりますからね。

 

農林水産省は、

2022年までに検査の仕組みを抜本的に見直す方向で

検討に入っているそうで、

外観に重きを置いた等級を全面的に廃止して、

鑑定の新たな方向を示すそうです!

理由としては、見た目を重視するあまり

過剰な農薬散布 につながっているとして、

一部の農家や消費者から

規定の廃止を求める声が上がっているからだそうです!

 

等米では

着色米の混入をゼロにするよう求めています。

着色米とはカメムシによる食害の後が黒く残った

斑点米 のことです。

私もこれを防ぐため畦の草刈りをよくやりました!

しかし、稲作の規模が大きくなるほど

いちいち草刈りなどやっていられません…

農家は、等級を上げるために

カメムシ防除の農薬を使わざるを得ない状態にあり

それが 環境や人体へ影響する

懸念されているのです。

ミツバチの大量死も農薬が原因なんです!

 

そして、

あっきろさんが言ってました。

昔は(今も?)

地区ごとに「1等米を〇俵出さなければならない」

と割当て(ノルマ?)が決まっていて、

検査員は農家が新米を出荷してきた順番に

どんどん1等米にして

まず上に報告する一等米の量を確保していたと!

それにとても怒りを覚えたそうです。

そりゃ大切に育てた自慢のお米を

出荷の順番で等級を下げられたら

たまったもんじゃありませんからね!

 

だから

農家直売 なんです!!

 

 

うちの森のくまさんに等級は付いていません。

ですが、

ご購入いただいたお客様や旅館の宿泊客の皆さまに

評価をいただいております。

これからも実際にご賞味いただいたお客さまの

お声を大事に、安心で安全なお米づくりに

励んでまいります!

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